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建物を長く使う上でも重要

外壁の塗装リフォーム

外壁の塗装リフォーム

新築住宅は、まさに「輝いている」といった表現がピッタリ来ます。設備にしろ外観にしろ、全てが新しく、そして美しいです。 しかし、月日の流れは残酷であり、美しい家も色褪せてしまいます。 そこで必要になるのが、外壁の塗装リフォームです。 外壁の塗装と言うと、必要性をあまり感じないかも知れませんが、実は非常に大切なリフォームとなります。 ここでは、外壁塗装リフォームの必要性や、塗料の種類や注意点などについて紹介します。

1)外壁塗装リフォームが必要な理由

まずは外壁塗装リフォームが必要な理由を挙げてみます。

外壁の美しさを保つため

外壁塗装リフォームの目的のひとつに、建物の美しさを維持することがあります。
住宅の屋外の環境は非常に厳しく、温度変化や日射、あるいは風雨などが襲い掛かります。そうすると、住宅外壁の塗装は化学的な大きなダメージを受けてしまい、色が褪せてしまったり、ヒビが入ってしまうこともあります。そうなると、せっかくの住宅の美観は台無しになってしまい、価値までも落ちてしまうのです。
しかし、外壁は再塗装で美観をよみがえらせることが出来ます。住宅の美観の再生と維持の上で、外壁塗装リフォームは重要なのです。

外壁材の表面を保護するため

外壁材の表面を保護するのも、塗装が必要な理由のひとつです。
例えば、今の住宅の多くが、外壁材にサイディングを使っています。一見すると頑丈そうに見える材料なのですが、決してメンテナンスフリーということでは無く、定期的な塗装が必要になります。
定期的な塗装をしない場合、サイディングに水が入り込む様になってしまい、サイディングに反りなどが発生して来ることもあるのです。

建物の耐用年数を長くするため

外壁塗装リフォームは、建物の耐用年数を長くする上でも必要なリフォームです。
塗装は劣化するとヒビなども入る場合があり、そこから水が入り込む危険性もあります。そして、入り込んだ水は、部材の腐食やカビの発生の原因にもなり、建物の寿命を縮めてしまうのです。

2)外壁塗装リフォームに使う塗料の種類

次に主なリフォームに使う塗料について紹介します。

ウレタン系塗料

ウレタン系塗料はコストパフォーマンスに優れるメリットがありますが、耐用年数が5〜7年と短いのが残念なところです。最近はシリコン系の塗料に座を奪われてしまい、使われることが少なくなって来ています。

シリコン系塗料

シリコン系塗料はコストと性能のバランスが取れている塗料です。耐用年数が7〜10年となっており、一般住宅に向いています。

フッ素系塗料

フッ素系塗料は、15年以上の耐用年数を持つ高性能の塗料です。耐用年数以外にも、傷付きに強く、汚れが付きにくいなどのメリットがあります。ただ、コストが高くついてしまう欠点もあります。

機能性塗料

外壁用の塗料には、様々な機能を持たせたタイプの物があります。
例えば、遮熱塗料は日光の中の熱の部分を反射し、室内を涼しくするのに効果的な塗料です。また、光触媒を応用した塗料では、光と水で汚れを分解してくれる物もあります。

3)外壁塗装リフォームの注意点

ここで、外壁塗装リフォームをする上での注意点を紹介します。

ワンランク上の塗装を選ぶのもアリ

外壁塗装の工事は決して安い工事ではありません。そのため、ついグレードを落とした塗料を選んでしまう場合も多いかと思われます。しかし、そこを敢えてグレードの高い塗装をするのも、十分にアリなのを覚えましょう。
と言うのは、グレードが高くなると確かに施工時のコストも上がってしまいますが、塗料の耐用年数が長いため、次の塗装の時までの期間も長くなります。その結果、トータルのコストを下げることが出来るのです。

価格で選ばないことが大切

外壁塗装はコストが掛かるため、業者選びも価格で決めがちだと思われます。しかし、価格が他の業者と比較して極端に安い場合など、むしろ注意すべきです。
塗装工事は、手抜き工事をされても後で分からない場合も多いです。
そのため、業者を選ぶ際には、見積書がしっかり記載されているか、アフターサービスはどうなっているかを確認する様にしましょう。

仕事を丸投げにしない業者を選ぶ

リフォーム業者は複数の業者を下請けとして持っていることも多く、塗装を下に丸投げするケースも珍しくありません。そして、仕事が下に丸投げにされてしまうと、工事の品質が落ちることも考えられます。
例えば、塗装をリフォーム業者に依頼し、それが下請けに投げられた場合、中間マージンが発生するため、下請け業者の取り分が少なくなることが考えられます。そうすると、下請け業者は工事の手を抜いたり、グレードの低い塗料を使ってしまうリスクも出て来るのです。
塗装業者を選ぶ時は、仕事を丸投げにせず、受注から施工までを一貫して行う会社に依頼するのがオススメです。

4)まとめ

外壁塗装リフォームは、住宅の美観保護だけでなく、建物の耐用年数を伸ばす意味でも重要なリフォームです。
自分の家に合ったグレードの塗装と、しっかりとした業者を選ぶことが大切となって来るので、自分でも情報を収集して進めましょう。