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ホームエレベーターを取り付ける場合のメリットデメリット

体の不自由な両親の部屋が二階なのでホームエレベーターを考えています

体の不自由な両親の部屋が二階なのでホームエレベーターを考えています

ホームエレベーターを取り付ける場合のメリットデメリットをしっかり認識したうえで、リフォーム計画をして後悔の無い選択をしましょう。

段差が多ので車いすでも移動できる家にしたいんです

”両親のために二階建ての家でホームエレベーターにするか階段昇降機を導入するか迷っています。

母が大腿骨骨折で入院しています。父はなんとか階段を降りることは可能ですが、左半身にまひがあります。

鉄筋コンクリート造の2階が両親の家で、2階玄関へは外階段で上がります。

今回概算で見積もりを取ってみると以下のように出てきました。

  • 階段昇降機は、120万円~140万円位(屋外曲線型)
  • ホームエレベーター だと400万円~600万円位

(内部機械が230万円で、外枠・玄関まわりの工事・設計等で200万円~400万円)でメンテナンス料金が年間で6万円かかるそうです。

階段昇降機は安くて工期も短く手軽なのですが、ケアマネージャーによると、設置した時は使うが、怪我が治って使用する人がいなくなると大きな鉄の塊のごとく不要物になるるといいます。

屋外の場合、大雨時は使わないし雨ざらしになるのでメンテナンスが大変だとのことでした。

ホームエレベーターは値段も高額でメンテナンス代金も高いのですが、家族全員で使用できるし、大きな家具などの移動も楽になります。

けれども、実際にホームエレベーターを導入した方に話を聞くと、足の具合が悪い時は使っていたけれど、元気になったら全然使ってなくて保守費用を払うのがばからしいという話もあります。

両親はもう80才を超えていてあと数年元気であれば嬉しいですのですが、使わなくてもメンテナンス料はかかるという点も引っ掛かります。

エレベーター自体の設置にも迷いが出てしまいます。

いろいろ考えるとなかなか決断できません。”

エレベーターを設置するかどうかを決めるヒント

どの辺までバリアフリー化を進めるか、ということは大きな課題ですよね。

今すでにケガなどで二階の住居へ上がるのが大変な場合、確かに困ってしまいますから、お母さまが入院中に設置の方向で考えられるのがいいと思われます。

ホームエレベーターを取り付ける場合のメリットデメリット

エレベーターがないことで困ることは、階段の上り下りに介護者が必要になること。

食事は息子さんのご家族とは別々で摂られていたのでしょうが、しばらくは一緒に摂るか、二階に運ぶ必要が出てきそうなこと。

ご両親の外出がおっくうになり引きこもりになってしまう事。

など考えられます。

80歳を超えてからの骨折は精神的にもダメージが大きく、他の病気を併発しないためには、しばらくの間やはり家族の温かい見守りは必要になるでしょう。

一階と二階の行き来が現在どのようになっているかはわかりませんが、健康な時よりも確実に往来が増えると思われます。

これはご両親だけでなく息子さんやお嫁さんにとっても大きな負担となってきます。

一時的にでも行き来が楽になることは大きなメリットです。

デメリットは、大金がかかることと、使わなくなったときのメンテナンスなど、お荷物になりそうなことです

逆に言えば「お荷物」にしない使い方ができる場合はデメリット少なくなるという事になります。

あと、エレベーター設置する場合は確認申請が必要になります。

一階住居と二階住居を入れ替えるリフォームをするメリットデメリット

完全二世帯住宅とお見受けしましたが、ご両親の住居と息子さんの住居を入れ替えることは可能かもしれません。

その場合、内装を全面的にリフォームしてもエレベーターを入れるぐらいには納まる可能性もあります。

二階建てで親と同居する場合は基本的には年取った親に一階部屋を寝室にしてもらうことがいいですね。

避難路も確保しやすい理由からです。

それに住居内のバリアフリー化ができていなければエレベーターが付いていても不完全なものになります。

全面リフォームの場合は工事が3カ月以上かかることもありますから、お母さまの退院に間に合うかは微妙なところではあります。

まして「え、私の家を二階に?考えてなかったよ!」などご家族との間の意見調整も含めて間取り決めなどの時間を入れると、完成までに半年は見ておいた方がいいでしょう。

全面リフォームするメリットは、「無用の長物」をかかえる必要がないこと。

現在の不便な間取りなどを見直すきっかけになること。

家は鉄筋コンクリート造なので丈夫ではあるのですが、設備機器は10年ぐらいで交換が必要になることもあります。

何年か先にリフォームする予定なあるならば、多少の前倒しにはなりますが効率的であること。リフォームの範囲によって費用は異なりますが、主要構造部をいじらない内装だけのリフォームであればエレベーターより安く抑えることは可能でしょう。

デメリットは工事が長引くことです。

エレベーター設置相場

  • 階段昇降機:約73万円~約160万円
  • ホームエレベーター:約270万円~約500万円/一基・二階建て
  • 年間メンテナンス:4万円~/年
  • 確認申請費用:約10万円~

まとめ

家族が病気や怪我をして、暮らしの形がこれまでのものではそぐわなくなる典型的なケースだと思います。

これを機に将来にわたって「可能なこと」「できない事」「我慢できること」「我慢できないコト」など、家族全員のライフスタイル全般に考え直してみるのもいいことです。

ご両親の意向もあることでしょうし、息子夫婦の考えもあるでしょう。

ただ、この問題はエレベーターの費用だけではない、見えない負担がかかる部分です。

外階段昇降機よりはエレベーターでしょう。

エレベーターよりリフォームがいいか悪いいかは、ケースバイケースです。