ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

家財を守るために!

防犯リフォームの重要性

防犯リフォームの重要性

最近の窃盗犯による住宅への侵入手口は、非常に巧妙で悪質になっています。ドアのピッキングでの不正開錠がマスコミで取り上げられたのは過去の話かも知れませんが、窃盗犯による侵入犯罪そのものは無くなってはいません。 そのため、住宅には防犯性のアップが求められていて、ドアや窓の補強が様々な角度からされています。そして、そのような防犯性の高い建材は新築の住宅には設置されていますが、中古住宅の場合は古いため、ありません。そのため、防犯の面でのリフォームが必要となります。

防犯リフォームの必要性

まずは防犯対策として、リフォームが必要な理由について見てみましょう。

今の防犯性の高い建材は、いろいろな試験をクリアしていますが、以前の建材は防犯に対する考え方も様々で、今とは違う様相だったと言えます。

と言うのも、今のドアや窓の防犯対策の基本的な考え方は、平成14年にまで遡るからです。警視庁は平成14年に、防犯対策として、国土交通省、経済産業省、建築部品の民間団体とともに「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置しました。そして、会議では防犯性の考え方を取りまとめました。

今の新しい建築部品は、この会議の策定した基準がベースになっていて、様々な試験をクリアした物となっています。逆に言うならば、それ以前に建てられた中古住宅の場合、ドアや窓がその基準をクリアしていません。

防犯性の高いドアや窓へのリフォームが必要となるのは、この性能の差があるからです。

防犯対策の基本とは?

次に、防犯対策の基本的な考え方です。

窃盗犯は5分で侵入をあきらめる

防犯対策の基本は、元泥棒へのアンケートから始まっています。

アンケートの内容は、「ドアや窓などからの侵入に手間取った場合、何分くらいで侵入をあきらめるか」と言う物でした。それに対して、2分以内と答えた物が17.1パーセント、2分を超え5分以内と答えた物が51.4パーセントとなっており、トータルすると、7割が5分以内に侵入をあきらめる結果となりました。

5分の攻撃に耐える

このことは、防犯性を考える上での大きな手掛かりとなりました。

と言うのも、5分の攻撃に耐えられれば、7割の窃盗犯が侵入をあきらめるので、高い防犯性を持つとも言えるからです。そして、今の建築部品は5分の攻撃に耐えるように作られています。ちなみに、5分の攻撃に耐えられるかどうかは、実際に試験員がバール等で攻撃をしてみて、防犯性が確かなものかを確認しています。

リフォーム用防犯建材の対策とは?

防犯対策のメインになるのが、窓と玄関の対策です。特に、窓は住宅でも表から見えにくい位置にある場合も多いので、侵入経路として狙われやすいです。

窓の防犯リフォーム

窓の防犯対策は、単にガラスの強度を上げるだけでなく、窓ガラスを貫通しにくい構造としているのが特徴的です。

と言うのも、窓からの侵入手口は窓をハンマー等で壊すだけでは無く、サッシの錠付近に穴を開け、手を内側に差し込んで錠を開ける手口もあるからです。

ガラスの構造としては、ガラスを二重にして間に特殊なフィルムを入れています。これは、仮にガラスが割られても、フィルムが残るために手を入れることが出来ないようにするためです。

また、割られた場合に大きな音を出して窃盗犯を威嚇する物や、ガラスの中にシート状のセンサーを組み込み、割られた場合に警備会社に通報が行く物もあります。窓サッシについている錠も、今のサッシは外からは簡単に開けられないように出来ています。

窓の防犯リフォームはガラスだけの交換では無く、サッシ全体の交換が望ましいです。確かにガラスを補強すれば錠まで手が届きにくくはなりますが、サッシを交換して錠まわりも補強して対策を二重に取っていれば、それだけ安全性をアップできるからです。

玄関の防犯リフォーム

玄関の防犯対策は鍵の部分の対策と、ドア自体の対策の2種類があります。

最初に鍵ですが、鍵の不正開錠手段には、鍵穴に特殊工具を差し込んで開けるピッキング、ドアに穴を開けて内側から開けるサムターン回し、ドアの錠部分を特殊な針金で開くカム送りなどがあります。

これらは旧来の錠では対応が甘いため、5分の攻撃に耐えられない物も多かったのですが、最近ではこれらの手口にも対抗できる錠が開発されています。

次に、ドア自体ですが、ドアへの攻撃には、こじ開け等の手段があります。これは、バール等の工具をドアの隙間に差し込んで、ドアごと破壊してしまう手段です。これに対しても、新しい仕様のドアは補強がされていて、簡単には開かないように出来ています。

リフォームとしては、やはりドア自体の交換が奨められます。

まとめ

最近の防犯対策を取った建材は、窃盗犯の侵入手口の研究をベースにしているので、高い防犯効果を得られます。そのため、防犯性で劣る中古住宅は家財を守る窓や玄関のリフォームが望ましいです。リフォームの目的が家財を守ることだと、忘れないでください。