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リノベーションの成功には施工会社の選定がカギを握っています

中古一戸建てを購入したので好みにリフォームしたい

中古一戸建てを購入したので好みにリフォームしたい

国もリフォーム事業の推進をしており、今後もますます増える傾向です。リフォームには構造体を温存しながら行う、ある意味で難しい部分を含む工事になるという意味で、リフォーム会社の選択には万全を期したいものです。

中古一戸建てを購入したので好みにリフォームしたい

中古住宅市場が活況です。

古い住宅の場合全体的に傷んでいる部分も多く、間取り自体が暮らしに合わないとリフォームして暮らすことを前提として購入することが多いでしょう。

家の構造体は残し、内部の間取りを変えたり、窓の位置を変えたり、部屋を増やすなど増改築を含む工事をして新築同様に暮らす方法です。

工事内容により費用も大きく変わってきます

そのような工事ができるか、見ていきましょう。

戸建て住宅リノベーションのタイプ

戸建て住宅のリノベーションには、間取り、キッチンカウンターなど造作物変更も含めて内部のみ行うタイプ、

**外部の壁を構造体までスケルトンにして行うタイプ、内部と外部をすべて行うタイプ、
内外装とも部分的に行うタイプ、と大きく分けて三つの方法があります。

一戸建て内部のみリノベーションする

外壁には手を付けず、内部の解体のみで行うリノベーションです。

間取りの変更を伴う場合は、窓の位置に注意して設計を行う必要があります。

窓の位置を変更する場合は、主要構造部である外壁の変更をともなうので、確認申請提出が必要になる可能性が出てきます。

一戸建て外部のみリノベーションする

外部のみリノベーションをする場合は、暮らしながらでも工事を行うことができます。

リノベーションのポイント

単に内外装工事を行うリフォームと異なり、増築や用途変更を伴うリノベーションは場合によっては建築確認申請が必要となる場合もあります。

建物は壁量計算の元決められた耐震壁や柱、梁、筋かいなどがあり、それを取り除く改装は基本的にできません。

また、窓のない居室を設けることもできません。構造体や採光のほか、耐火性能など建築基準法に合致するリノベーションである必要があります。

リノベーション会社の選び方

内外装を変えるだけでなく、構造体に触れるわけですから一つの家を建築する知識と経験が必要になります。

一戸建て住宅の建築やリノベーションの経験を積んだ技術者のいる会社を選びたいものです。

欠陥住宅にならないよう、リフォーム会社の工事事例やオープンハウスなど見学させてもらい、十分信頼のおける会社と契約をしましょう。

リノベーションにかかる費用

リノベーションのタイプにより幅はありますが、内部の躯体だけ残すリノベーションの場合、坪単価で約35万円からで、仕様により単価は上がっていきます。

内装外装共に行うリノベーションの場合は坪単価で約55万円から仕様により単価は上がっていきます。

坪単価は、工事時期によって多少の変動もあります。

複数のリノベーション会社に見積もりを依頼し、見積もり合わせをすることで適切な金額で契約することができます。

リノベーションするか、新築するかの判断

リノベーションは、更地に住宅を新築する時と変わらないぐらいの費用が掛かります。

ならばいっそ新築の方が、自由度が高いのでは?とも思いがちですが、更地にするための解体費用がかかってしまいます。

基礎から掘り起こさなければなりません。

その上で測量しなおし、設計図をおこし、役所への確認申請を行う時間もかかります。

なんらかの都市計画にかかっている土地の場合は許可の関係はなおややこしいものになります。

全体的にみた行程はリノベーションとは異なり、長い期間を要します。

それに、まだ使える資源はできるだけ使い切りたいという心情が働きます。

できるだけ早く住みたいという場合はやはりリノベーションがいいでしょう。

リノベーション成功のコツ

中古住宅のリノベーションを決めたら、まず家の調査をします。

都市計画地域を調べ、上下水の引き込みや電線の引き込みなど周辺状況も調べるのですが、これは依頼をするリノベーション会社が行います。

内部の間仕切りや造作がある場合は図面を起こします。

リノベーション会社選定に失敗しない一つの方法は、見積もり合わせをする場合、各社が同じ図面で見積書を作成するという事です。

図面をもとに見積もりが行われるわけですから、当然と言えば当然です。

リノベーションの成功はリノベーション会社の選定がカギを握っています。

ですから、まずは住みたい家を表現した図書を作成するのです。

まずは自分で描いたラフスケッチが、図面のたたき台になります。

ラフスケッチをもとに図面化したものがいわゆる平面プランです。

絵に描いた餅でなく、寸法が入っていてものの大きさが入っていることで、リノベーションの失敗がなくなります。

そのほか、見積もりに必要な図面のすべてと、工事全体の概要書、どんなグレードの材料を使うのかを示した建築仕様書など必要書類をもって見積もりを行うのが通常です。

この書類一式はだれがつくるの?

一社特定指名工事でない限りは、施工会社とは利害関係のない専門家である建築士やインテリアプランナー・インテリアコーディネーターという事になります。

断熱材について

リノベーションは大きな工事になります。

費用も膨らみ、予算に納めたいがためにいろいろなものを諦める場合も出てくるかもしれません。

その場合に、諦めてはいけないものがあります。

それがないとランニングコストが高くなり数年でペイできるものです。

古い電化製品を引き続き使うことも多いと思いますが、新しい電化製品にすることで電気代やガス代が抑えられます。

電化製品の場合は後付けなのでいつ変えてもいいのですが、埋め込み式のものに関してはイニシャルコストとランニングコストの計算をよく考えてから設置しなくてはいけません。

さらに言えば、家自体の性能はなおさらです。

断熱性能が悪いために電気代が高くつく、という場合でも後から変更する場合は壁や天井を剥がさなければならないこともあるわけです。

断熱工事は、少しのスキマで性能が著しく落ちることになります。

ちょっとの工事ミスでせっかくの工事が無駄になってしまうことが無いよう、断熱工事に慣れた会社を選びたいものです。

見積もり合わせ

数社に見積もりを発注する場合の成功のコツは、同じ条件で見積もりをしてもらうことです。

通常の新築の場合は設計図書一式をわたして見積もりに入り、質疑応答分も各社から出たものを全部まとめて全部の会社に渡します。

それと同等の条件での合い見積もりを行います。

会社によって見積書の書式も異なるものですが、それ自体も会社選びの参考になります。

仮住まい

内外装ともリノベーションする場合は、仮住まいを用意して家をいったん全部開ける方が効率的で工事費も安くおさまりやすいです。

まとめ

戸建てリフォーム、リノベーションについて述べてきました。

使えるところは使いながら継続使用可能な家に住むって素敵ですよね。

国もリフォーム事業の推進をしており、今後もますます増える事でしょう。

けれどもリフォームには構造体を温存しながら行う、ある意味で難しい部分を含む工事になります。

その意味ではリフォーム会社の選択には万全を期したいものです。