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安心快適リフォーム【バス編】

最新のユニットバスの特徴とは!

最新のユニットバスの特徴とは!

今回はバスのリフォームについて解説いたします。バスリフォームの工法は現場でタイルを貼る在来工法と、工場で規格化されたユニットを組み立てるユニットバス工法があります。現在の主流はユニットバスとなっており、新築の家でもユニットバスの採用が圧倒的に多くなっています。今回は最新のユニットバスの特長について、わかりやすくシンプルに説明いたします。

最新のユニットバスの特徴は?

最新のユニットバスの特徴として、従来のお風呂に比べて寒さに対する快適性が格段に向上しています。特に在来のお風呂と比べると冬の寒さが断然違います。その理由は断熱性能が向上しているからです。また浴室暖房も付けることができますので浴室自体を冬場でも暖かくすることができます。

従来のオフロは、部屋は暖かくても浴室が寒くて震える。こんな体験をされている方も多くいると思います。この温度差が身体に負担をかけ、最悪の場合死に至る「ヒートショック」を引き起こします。入浴中に亡くなる方は全国で年間約1万4000人と推計されていますが、原因の多くはヒートショックであると言われています。

部屋と浴室の温度差をなくせる最新のユニットバスは、体にも安全と言えます。

床が滑らない!冷たくない!痛くないの?

浴室の濡れているタイルで滑りそうになった。そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ユニットバスの床は水はけも良く、滑りにくいです。細かい凹凸のパターンで足の裏をとらえて濡れていても滑りにくく、水はけも良くなっています。また断熱材を使った床もあり、冬場のひんやりした床に困ることもありません。

各ユニットメーカーは、それぞれの特徴がありあります。例えばTOTOの床には断熱クッションに発砲ウレタンを採用しています。床が柔らかく、痛くありません。万が一の転倒でも安心で、赤ちゃんにもお年寄りにもやさしい柔らかい床で人気があります。

清潔、お掃除ラクラク

お風呂のお掃除で、水アカやカビ、汚れがなかなか落ちない。もっと掃除を楽に、清潔に保ちたい。そうお考えの方も多いことでしょう。最近のユニットバスはお掃除も楽になっていてカビも発生しづらく汚れ対策が充実しています。

例えばゴミを捨てやすい排水口。浴槽の排水や洗い場の流れを利用して、ゴミや髪の毛が排水口に集まるようになっています。排水口の取り外しができて、中身はそのままゴミ箱へ。ゴミに触ることなくお掃除できます。

またカビの温床となるゴムパッキンが最近のユニットバスには極力使用されていません。特に従来のドアの周りにはゴムパッキンが使われていましたが最近のドアにはゴムパッキンがないのでお手入れが簡単です。

意外と知らない浴槽の素材3つ

お風呂の構成には浴槽と洗い場がありますが、浴槽の種類についてご存じない方も多いと思いますので、簡単にご説明します。

浴槽の種類

  1. FRP:☆
    ガラス繊維強化プラスチィク。カラーバリエーションが豊富で価格もお手頃です。

  2. ステンレス:☆☆
    高い耐久性と保温性が特徴。キズやサビにも強くお手入れも容易です。

  3. 人造(人口)大理石:☆☆☆
    採用メーカー多数。商品バリエーションが豊富で価格帯も選択幅が広く汎用的なものから超高級なものまであります。ランクは人口大理石→人造大理石→天然大理石となります。

ユニットバスは規格設計

ユニットバスは規格設計のため基本のサイズが決まっています。例えば一坪サイズ1616。浴槽の長さが160㎝。浴室の奥行が160㎝となります。このサイズを例えば1715。浴槽の長さを170㎝。浴室の奥行を150㎝。原則的にはこういったサイズに変更することはできません。一般的なサイズは次のようなサイズです。

  • 0.75坪タイプ1216.Sサイズ
  • 1坪タイプ1616.Mサイズ
  • 1.25坪タイプ1620.Lサイズ

メーカーにより取扱いサイズ数は異なります。

先ほどユニットバスは基本のサイズが決まっています、とお話ししましたが、実は国内メーカーではタカラスタンダードがサイズオーダーができます。現状のスペースにぴったりと合わせたバスリフォームをしたい方には朗報ではないでしょうか。

気になるリフォーム価格について

当然ユニットバスのサイズにより価格は変わります。またマンションか戸建かによっても価格帯は変わってきます。標準的な仕様で100万前後の価格帯が一般的ではないでしょうか。プラス現場状況とオプション費用で価格は増減します。

価格の増減の内容例

  • お風呂に窓がある。ない。
  • 土間を打つ必要がある。(戸建場合など)
  • 土間を打たなくてよい。(マンションの場合など)
  • 浴室乾燥暖房器のグレード。
  • ドアの種類。
  • 断熱性の向上オプション。
  • カラーバリエーション。
  • 浴槽の素材など。
  • シャワーや水栓の種類、手摺の有無など。

まとめ

日本人が大好きなお風呂。一日の疲れが取れて、嫌なことも悲しいことも洗い流してくれ、明日への元気が湧いてくる、そんなバスリフォームが実現するといいですね。