キッチンのリフォームを考える場合、様々なポイントが頭に浮かぶと思います。 キッチンというのは見た目も大事ですが、今よりもっと使いやすいキッチンにすることが非常に重要で、それによりお料理が何倍も楽しくなります。 使いやすく快適なキッチンとするためのリフォームのポイントを、ご紹介していきます。
目次
キッチンの活用の仕方のイメージを描こう
キッチンのリフォームの際に1番大事となるのが、どんなふうにキッチンを使うのかを考えることです。
キッチンというは、使う人により、家族により、使い方は変わります。例えな、こんな活用イメージがあります。
- 家族2人で料理をする
- 家族でワイワイしながら料理したい
- 子供の様子を見ながら料理したい
- 老後を考えて食卓に近いキッチンにしたい
このようなキッチンの活用像を想像することで、生活に根付いたキッチンリフォームとすることができます。
今のキッチンの使いにくさを改善
せっかくリフォームを行うのであれば、今お使いのキッチンよりも使いやすくすることが大事となります。今の使いにくさを、改善出来るキッチンにしましょう。
使いにくいキッチンは、このようなポイントが考えられます。
- キッチンの高さが高い、若しくは低い
- キッチンの奥行きがあり過ぎる、または無さすぎる
- キッチンの扉が汚れやすい
- キッチンの収納がすくない
- 吊戸棚に手が届かず活用できていない
- ガスは不安なので電気コンロにしたい
- キッチン壁のタイルが汚れやすい
- キッチンが暗い
- 食器洗浄機が欲しい
- 音が静かなレンジフードが欲しい
- 引出し式の収納が欲しい
このような要望を叶えることができる、キッチンリフォームにしましょう。
対面キッチン希望の場合は本当に必要なのかを考えよう
今流行りの対面キッチンは、取り入れることが多いリフォームの1つです。
対面でリビングの方を向いて作業できるので、とても便利と思う方もいると思います。しかし、対面キッチンへのリフォームというのは、誰もが便利となるわけではありません。詳しく見ていきましょう。
リビングが狭い場合は作業音がリビングに響く
リビングが狭い場合は、対面式のキッチンの作業音がリビングに響きやすくなってしまいます。キッチンでの作業音がうるさく、リビングのTVの音が聞こえない、なんていうこともあります。
キッチンの上が来客者に丸見え
対面キッチンはリビングの方に向いているので、来客の際はキッチンの上が丸見えとなってしまいます。常にキッチンの上を綺麗にしていないと、恥ずかしい思いをしてしまう場合があります。
キッチンを決める前には必ずショールームで確認すべき
システムキッチンの選択は、カタログで行うことが大半です。しかし、カタログという紙媒体での確認には限界があります。カラーも大事ですが、キッチンの使い勝手などをきちんと確認してから決めるべきといえます。
システムキッチンを決めたら、メーカーのショールームに行って実物を確認しましょう。メーカーのショールームは、リフォーム業者にお願いすると連れてってくれます。全国各地にメーカーのショールームがありますので、気軽に見学することができます。
システムキッチンというのは使う人の体に合っていないといけないのですが、いざキッチンの取付が終わって立ってみると「何か違う」と思うお客様は少なくありません。
キッチンは高い買い物ですので、必ず実物を確認し、体感してから決めましょう。
キッチンリフォームの費用を抑えるポイント
キッチンのリフォームはあれもこれもと費用がかかるので、気が付いたら相場の費用より高くなっていることがあります。このような場合は高上がりとなってしまいます。
キッチンを移動する場合
対面キッチンへの移動など既存のキッチンの位置から移動する場合は、配管料金や内装工事などが多くかかるので高上りとなってしまいます。
キッチンのまわりの下地や構造体の傷みが酷い場合
リフォームというのは開けてみないとわからない場合もあり、既存のキッチンを解体撤去してみると下地や構造体が腐食している場合があります。
見積りの時点ではわからない不具合ですので、後に追加費用となってしまうことがあります。
既存のキッチンの大きさから小さいサイズに変える場合
コンパクトなキッチンの方が安上がりと思い、既存のキッチンよりも小さなキッチンに変える方も少なくありません。
しかし、キッチンのスペースが狭くなった分床や壁、天井を補修しないといけません。同じ大きさのキッチンに変えるより、費用が高くなってしまう場合もあります。
まとめ
今回は、キッチンのリフォームのポイントなどについて、ご紹介いたしました。
キッチンのリフォームは形やカラーに目が行きがちですが、上記のような細かいポイントも必要となります。
キッチンは日々使う、とても大事なスポットです。細かい部分にまで目を向けて、快適に使える素敵なキッチンにリフォームしましょう。