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満足を与える畳のリフォーム

畳の素晴らしいパワーあり!畳をリフォームに取り入れるべきポイント!

畳の素晴らしいパワーあり!畳をリフォームに取り入れるべきポイント!

近年は畳が見直されており、畳が与える素晴らしい効果が注目されています。 住まいに畳を取り入れて、住みやすい住まいを作ってみませんか。 畳が与える素晴らしいパワーなど、畳をリフォームに取り入れるべきポイントを詳しくご紹介いたします。

畳もリフォームの候補に挙げてみよう

近年の日本の住宅の床は、フローリングが主流となっています。

昭和に入って高度成長期となるころには、ダイニングテーブルや椅子、ソファなどの洋風家具が置かれるようになってきて、どんどん暮らしが西洋化されてきました。
そんな洋風家具を使うようになってきても、夜は和室に布団を敷いて寝る用途が強く、住宅の中心は畳の部屋となっていました。
そこから現代になり、フローリングが人気になっていて、コストの問題も含めて和室を作らない住宅が増えてきました。

新築住宅をチェックしてみると、和室が無い場合も少なくありません。
昔の住宅に畳が多く使われていたことには、大きな理由があります。
たくさんの利点により、私達人間に快適さを与えてくれます。
近年は「和ブーム」という言葉も誕生し、和室の良さや畳の良さが見直されるようになってきました。
快適な住まいへリフォームしたいのなら、畳の採用は欠かせないといえます。

畳のメリット

畳には、あまり知られていない様々なメリットがあります。

自然素材の床材

畳の表面に使っているい草は、多年性の植物です。
現代はフローリングやクロスなどの新建材を使うことが大半ですが、畳は純粋な自然素材の床材です。
アレルギーをお持ちのご家族がいても、自然素材の床ですのでアレルギー反応を起こさずに済みます。

調湿効果

高い調湿効果を発揮し、湿気が多い場合は吸湿し、乾燥している場合は水分を放出して湿度調整をしてくれます。
夏の不快な時期の多湿を調節し、逆に乾燥してしまう時期である冬に水分放出で乾燥を回避させることができます。

リラックス効果

新しい畳からはとてもいい香りがしますが、それはい草から発生するフィトンチッドという芳香成分です。
フィトンチッドにはリラックス効果があり、気持ちを穏やかにしてくれます。
お寺で夏休みに勉強をする子供がいますが、それはフィトンチッドのリラックス効果によりサクサクと勉強がはかどるからです。

空気清浄効果

い草には浄化効果があり、二酸化窒素やホルムアルデヒドの吸着をする役目を発してくれます。
空気が浄化できる、天然の空気清浄機です。

足元が温かい

畳には断熱効果があり、冬寒い日でも足触りが冷たくなくヒヤっとすることがありません。
冷え性の方でも、畳の床なら冷え性が気になりません。

クッション性の高さ

い草に空気が含まれているので、クッション性が高い床材です。
足触りがとても優しく、歩行しやすい床となります。
また、クッション性の柔らかさにより防音効果も高く発揮し、階下への物音の軽減とすることができます。

このように、畳にはフローリングなどの他の床材にはない大きなメリットを発揮します。
畳の部屋がリビングの横に併設されていると、子供を寝かせたり少し横になったりなど、とても重宝して使うことができる空間となります。

畳を採用することでのデメリット

畳は自然素材ですので、新建材にはないデメリットも残念ながら発生してしまいます。
このようなデメリットがあるので、採用の際は頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

裏返しや表替え

定期的なメンテナンスが必要となり、3~4年に1度の裏返しや表替えなどが必要となります。

日焼けしやすい

フローリングなどの他の床材と比べると、日焼けしやすい素材です。
最初は緑色のい草の色ですが、日焼けや酸化環境下を原因として徐々にい草の色が褐色になっていきます。

こまめなお掃除が必要

畳には細かい隙間が多く湿気を吸収する作用があるので、ハウスダストやダニが溜まりやすい傾向があります。
そのため、1日1回は掃除機をかけて雑巾で乾拭きすることが大事となります。

畳の種類

畳というのは見た目が同じように見えても、材料などの違いがあります。
それぞれの特徴を把握して、目的にピッタリの畳リフォームとしましょう。

畳表は国産い草がオススメ

畳表というのは表面のい草の部分であり、品質では国産い草がイチオシとなります。
中国産は価格が安いですが、国産い草はい草が持つ弾力性の高さや変色や色むらのない畳表とすることができます。

畳表をお安く抑えたいなら中国産い草

お安い畳表にしたいなら、中国産い草がオススメとなります。
集合住宅や賃貸物件の畳のほとんどに、利用されています。
中国い草は日本産と比べると1カ月早く未成熟の状態で収穫するので、素材が弱く折れやすく早くに変形してしまいます。
使用頻度の高いお部屋には、お安い中国産の畳表がオススメといえます。

琉球畳

本来の琉球畳は、本番琉球で使う素材と作り方で制作する畳ですが、いわゆる一般的にいわれている琉球畳は畳のヘリがない畳という言い方をすることが一般的です。
畳本来のヘリがなく畳表のみで仕上がっているので、シンプルでカッコよい和室になると大変評判です。

建材畳

建材畳は、畳全てを建材で制作した畳です。
表面のい草っぽいのも全て建材ですので、天然素材ではありません。
そのため、日光に当たっても日焼けは一切しません。
い草が持つ効果は全く発揮せず、新建材と同じ存在となります。
天然素材ではないので、ダニが発生しにくい畳とすることができます。
建材メーカーにて、販売されている畳です。

畳を使った和室リフォームのポイント

畳を使った和室リフォームには、このようなポイントがあります。

畳の表替え

1番の畳のリフォームといえば、表替えです。
畳の表替えというのは、畳の形はそのままの状態で表面のみを張り替えるリフォームです。
張り替える畳表は以前と同じ種類のい草に張り替えても良いですが、市松模様のい草など様々な種類があります。
また、鷲や化学繊維を使った畳表もあり、カラーバリエーションもとても豊富です。
そのため、畳の表を変えるだけでも和室のイメージがガラっと変わります。
表替えは簡単にでき費用も安く済みますので、どなたでも気軽に行うことができます。

琉球畳に変える

1番簡単な畳の和室リフォームは、琉球畳に変えることです。
今までの昔の縁あり畳が縁なしの畳になるだけで、ガラっと雰囲気が変わります。

畳の大きさを変える

畳は長方形や正方形の形のイメージがありますが、工場で作成するので大きさや形は自由自在です。
小さい長方形を入れたりなど様々な形や大きさに作ることができるので、畳屋さんに相談をして見るとよいでしょう。

床の四方に和風フローリングを取り入れる

和室の床は、全面畳じゃないといけないわけではありません。
縁甲板などの和風のフローリングを床の四方に取り入れ、中心部分に畳を配置してみるとオシャレな和室となります。

照明にもこだわってみよう

現代的な和室にしたいなら、照明器具にも目を向けてみましょう。
照明器具1つで、和モダンの雰囲気をさらに盛り上げることができます。
例えば、低めの位置に大きめの照明器具にすることにより、オシャレな和室空間とすることができます。

内窓の障子をロールスクリーンに変える

内窓にある障子は、どこか古臭い和室感を漂わせてしまいます。
障子を取り除き和風のロールスクリーンに変えると、とてもモダンな和室となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
畳は私達人間に良い効果をたくさん与えてくれ、快適な生活へとみちびいてくれます。
和室が現代の住宅に少ないのは見た目の良くなさもあるかもしれませんが、現代的な和室へとリフォームすることで古臭さやカッコ悪さはなくなります。
快適な住まいへとみちびくために、畳のリフォームや和室を取り入れてみませんか。