リフォームというのは、建物の使いにくさに合わせてリフォームを行うことも重要なポイントとなります。 建物の悩みに合わせて、リフォームを検討してみませんか。 建物に発生した状況別のリフォームポイントを、詳しくご紹介していきます。
目次
広いリビングが欲しい場合
昔の家はリビングがあまり大きくない場合も多く、子育てが住んだ世帯では広いリビングのリフォームを行ってみたと思われる場合も多くあります。
広いリビングへのリフォームというのは、リフォームの中でも人気の1つとなっています。
広いリビングへとリフォームする際に行う1番のポイントといえば、リビングと隣接している和室を洋室化してリビングと繋げることで、広いリビングへリフォームするパターンが増えています。
既存のリビングが10帖の場合、隣接している和室が6帖と仮定すると、合計16帖の広いリビングとなります。
バリアフリーのリフォーム
年齢を増したご家族が居る場合は、バリアフリーリフォームの検討が必要となります。
このようなポイントに目を向けて、バリアフリーリフォームの計画をしましょう。
手すりの設置
玄関や玄関ホール、トイレ、浴室、階段、廊下などの手すりの計画をしましょう。
場合によっては、リビングや台所、各部屋にも必要となります。
手すりは高さの定義がありますが、使う人が思う適切な高さに取り付けるようにしましょう。
段差解消
敷居を無くしたりスロープの設置などにより、つまづきによる転倒を無くすことができます。
廊下幅の拡張
廊下幅を拡張することで、車いすでの移動や介護しながらの歩行が可能となります。
室内扉のリフォーム
開き扉では開ける際に手前か奥に扉を動かすため、足腰の弱い方には非常に不便となってしまいます。
一本引きや引き戸のように横に引く扉にすることで、余計な開閉スペースを取る事無くスムーズな開け閉めとすることができます。
使いにくくなった水まわりのリフォーム
水まわりというのは劣化しやすく、古いお宅は水まわりの配置もオーソドックスで使いにくいと思うことも多く、リフォームで水まわりを現代的にしたいケースは多くあります。
水まわり別のリフォームポイントを、ご紹介していきます。
キッチン
対面キッチンやアイランドキッチンは人気のキッチンスタイルですが、作り方によりキッチンの中身が来客者に見えてしまうので、注意が必要となります。
キッチンの音がリビングに伝わりにくくするために吸音効果のある内装材や、汚れにくい内装材を使うと快適なキッチンとなります。
洗面脱衣室
収納力や機能性に富んだ洗面化粧台を、採用しましょう。
洗面化粧台のまわりの内装材の防水力を高めることで、洗面化粧台上での作業が多少乱暴になっても水跳ねの心配をせずに済みます。
洗濯機利用の際のアイテムの収納も考えることで、すっきりとした使いやすい洗面脱衣室とすることができます。
また、給湯器は床置きではスペースを取るので、壁掛けの給湯器をオススメします。
トイレ
タンクレストイレが人気ですが、詰まりやすく停電の際に不便に思う場合もあるので、よく考えて検討をしましょう。
消臭機能付きの壁紙や収納にも目を向け、使いやすいトイレへとリフォームしましょう。
浴室
滑りにくい、汚れにくい、冷めにくいなど、近年は機能性抜群のユニットバスが増えてきています。
また、手すりは後付け出来ない場合もあるので、計画段階に必ず取り入れるようにしましょう。
収納を増やす
住まいの古い建物は収納が少なく、あっても狭い場合が大半です。
今の住まいの収納に不便さを感じる場合は、収納を増やすリフォームを検討してみましょう。
リフォームで増やすことができる収納は、これらがあります。
クローゼット
クローゼットが部屋に1つあると、部屋の週の力を高めることができます。
クローゼットは目的別の形が望ましく、洋服を収納する場合は奥行き600㎜程度、布団を収納する場合は奥行き900㎜の通常の押し入れタイプの奥行きが望ましいです。
ウォークインクローゼット
大きな収納を設けたい場合は、ウォークインクローゼットがオススメです。
3帖程度のウォークインクローゼットなら、多くの収納物を収めることができます。
部屋にあふれている物を、全てウォークインクローゼットの収納することができます。
階段下物入れ
階段がある場合は、階段下のデッドスペースを利用して収納を作りましょう。
畳半分程度の狭い収納ですが、ちょっとした物の収納ができます。
床下収納庫
床下に設ける収納であり、40cm角や60cm角など様々な大きさのものがあります。
一般的にはキッチンや洗面脱衣室に設置し、収納として利用します。
畳下収納
畳1枚分の収納であり、表面が畳でそれを開けると収納となっているタイプです。
和室の畳の床の中に取り付ける収納であり、大きな収納力を発揮します。
電気設備のリフォームポイント
電気設備の使いにくさは、このようなリフォームポイントで改善してみましょう。
LED照明器具に変える
電気設備のリフォームポイントは、照明器具をLED機能の照明をへとリフォームすることです。
LEDは長持ちするので、ほとんどのお宅の場合半永久的に電球を取り替えなくてもOKとなります。
コンセントやスイッチ位置の不便さ
現在コンセントの位置やスイッチの位置に不便がある場合は、リフォームの際に改善して使いやすいスイッチやコンセントとしましょう。
古い取り替え分電盤の取り替え
古い分電盤を使っている場合は、漏電装置付きの分電盤に取り替えるようにしましょう。
漏電装置が付いていることで、漏電による火災の防止へとみちびくことができます。
古い建物は漏電による火災が多くあるので、絶対行うべきリフォームポイントといえます。
今回は、建物の状況別のリフォームの選びかたについて、ご紹介いたしました。
住んでいて不便だなと思う部分を、リフォームで改善しましょう。
使いやすい最高の住まいとして、住んでいるのが楽しい住まいとしましょう。