ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

これをやらずして情報収集しても意味なし?理想のリフォーム会社に出会うための下準備とは

リフォーム会社選びを効果的にすすめる方法

リフォーム会社選びを効果的にすすめる方法

リフォーム会社選びで失敗しないためにはどうしたらいいのか。リフォーム予算が数百万円にもなる場合、失敗したくないという思いが強すぎて、たくさん情報収集するもよくわからなくなってきたという人も多いのでは。素敵なリフォーム会社に出会うためにはまず自分自身の理想を固めることが大切。理想を固めるとどうなるのか、理想をどう固めていくのかの具体的な方法をご紹介します。

なぜリフォーム会社比較サイトは役に立たないのか

リフォームを検討する初期段階で、リフォーム会社比較サイトを利用する方も多いでしょう。利用者の方の話を聴いてみると、情報は集まったけど、結局どこの会社が良いのかよくわからない。リフォーム会社にいくつか足を運んだけど、どう選べば良いのかわからないという声をよく聴きます。

リフォームは理想の暮らしを実現するための手段。リフォーム会社比較サイトが役に立つのは、どんな暮らしをしたいのか、今の暮らしの何を改善したいのかが明確な場合です。意外や意外、どうしたいのかが曖昧なまま、情報だけを集めてなんだかよくわからなくなってきたという人も少なくないのです。こんな状態に陥らないためにはどうしたらいいのか。

あなたがワクワクする「理想」を見つける

リフォーム会社比較サイトを見ても先に進まなかった人は、もしかしたらリフォームをした後の暮らしにワクワクしなかったのではないでしょうか。ワクワクしないことに対して、人は重い腰をあげようとはしません。

外の情報に目を向けるのではなく、内に目を向けてみることが大切です。自分自身が心からワクワクする理想の暮らしが描けたら、どんなリフォームが必要なのかが判断しやすくなります。その結果、リフォーム会社選びもよりあなたにピッタリな会社に出会うことができます。

床暖房が本当の解決策なのか

例えば床暖房を入れようか検討している場合をみていきましょう。床暖房を入れたいというのが理想で、それを掘り下げていく過程です。

【現状】
・リビングが冬に寒い
・特に1月から2月
・鉄筋コンクリ-トのマンションの3階
・南側に掃き出し窓4枚
・アルミサッシ
・エアコン1台(18畳用)
・LDKで16畳程
・小型の電気ストーブをソファー横に配置
・電気カーペットをリビングテーブル下に配置

【理想】
・床暖房を入れたい
・予算50万円以下でやりたい
・できれば今すぐやりたい

【背景】
・冷え性なので、足が冷えるのが不快、美容にもよくないから
・子供が小さいので、床には電気ストーブを置きたくないから
・次のボーナスで支払えるくらいの予算でやりたいから

【施策】
・電気カーペットを購入
・電気ストーブを購入

【満足度】
・電気カーペットの上にいるときは暖かくて満足。キッチンに立つときやカーペットがないところで洗濯物を畳んだり、夜ヨガをやったりするときに寒いと感じる。

・子供が電気ストーブでやけどしそうになったので、便利だけど危険と感じている。掃除機にかけるときにいちいち動かすのが面倒だと感じている。

このように整理していくことで、床暖房は目的ではなく、快適な温度でスッキリ暮らしたいというのが本当の目的ということが分かってきます。その解決策としては、もちろん床暖房もありますが、予算的には50万円以上かかるケースが多く、予算オーバーです。

他の解決方法として、既存のサッシの内側にサッシを取り付ける2重サッシがあります。既存のアルミサッシは熱伝導が非常に高く、冬はエアコンで温められた熱の50%が窓から逃げていきます。底冷えの原因もアルミサッシにあります。そのため、エアコンや電気ストーブ、電気カーペットでいくら対策をしても、熱が窓から逃げてってしまうというザル状態になっているのです。二重サッシを取り付けることで、断熱性能が格段にあがり、熱を逃さない状態をつくれます。

このように、情報を整理して、本当の理想まで掘り下げることで、より効果的な解決法に出会うことができます。床暖房を入れるということに対してはワクワクしなくても、快適な温度の空間でスッキリ暮らせるようになる、だとどうでしょうか。思い浮かぶ理想から掘り下げていくことで本当のワクワクする理想に出会うことができます。

リフォーム会社選びのための情報整理術

先程の例に出したように、情報整理のためのフレームワークを使うことで格段に情報が整理しやすくなります。それがこの6質問。6つの質問を自分に投げかけることで、情報が整理され、本当はどうしたいのかという理想に出会えます。

① 現状:今の住まいはどんな状態、それに対してどう感じているのか
② 理想:それに対してどうしたいのか
③ 背景:そう考えるのはなぜか
④ 施策:解決するために過去に何をしてきたか
⑤ 満足度:その結果、満足度はどうか
⑥ まとめ:①~⑤を簡単にまとめる

リフォーム会社選びで情報収集はしているけど、なかなかうまく進まないという方には改めて自分自身の要望の整理をしてみることをおすすめします。自分自身で答えが出なかったとしても、ある程度自分自身で情報が整理できている状態でリフォーム会社にいけば、以前より具体的な提案を受けられ、気づかなかった解決法に出会えることも。メモ帳とボールペン、そして30分くらいの時間があれば、誰でもできます。ぜひ良いリフォーム会社に出会うための下準備として試してみてはいかがでしょうか。