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リフォームデザインテーマを絞る手順

あなたの理想を実現するリフォームイメージをつくりましょう

あなたの理想を実現するリフォームイメージをつくりましょう

リフォームデザインはリフォームする工事要素のなかで最も楽しめるものの一つです。 家族をまとめ上げるにもいい機会ですので真剣に取り組んでみてください。具体的なサンプル画像やショールームへ行って選択を精査する前に、デザインテーマが絞れるためのヒントをピックアップします。

あなたの理想を実現するリフォームイメージをつくりましょう

あなたが今、リフォームを考えているとします。

「お風呂は昭和のお風呂風にしたい」
「トイレは最新式で自動開閉、自動乾燥付きで」
「リビングの壁紙は木目調がいい」
「テーブルや椅子はどっしりとアンティークに」

夢は広がります。が、

家は大きな空間ではありますが、それでも限られています。

限られた空間で、精神的にもリラックスでき、家族がくつろげる空間にするためにどのようなデザインが考えられるでしょうか。

ショールームやネットで好みのインテリアを探す前にしておくことをまとめていきます。

リフォームデザインを決めるために必要なチェックポイント

家をリフォームすることは暮らしをリフォームすることでもあります。

リフォームデザインはライフスタイルのデザインをすることでもあるのです。

リフォームしたら最低10年はお付き合いするお部屋になります

今後の10年のライフスタイルをつくることがリフォームデザインなのです。

まずは、一般的に好まれるリフォームデザインにはどんなものがあるかを見ていきましょう。

デザインテーマの種類

  • 自然派モダン:自然素材を使い温かみがあるシンプルな素肌感覚の空間づくりです
  • 都会派モダン:ステンレスや金属質を使用し、シャープでモノトーンなスタイリッシュ空間を作ります。
  • 重厚派モダン:ダーク色のムク板、石、レザーなど高級な伝統的素材を使用し、間接照明などで温かみのある高級で落ち着いた空間を作ります。
  • 和風モダン:座る生活と椅子生活を組み合わせて、それぞれのいいところを取り入れてより快適に暮らすことを可能にするシンプルな空間作りです。
  • 北欧風モダン:白木を多用してシンプルであり、ワンポイントカラーを使用するなどオシャレで温かみのある空間づくりができます。
  • リゾート風モダン:ヤシや籐椅子などリゾートの雰囲気を満喫しリラックス効果を高める空間作りです。
  • エスニック風モダン:民族工芸や民族調度などを配置し、異国情緒が溢れて非日常感をつくりだすことで、ワクワク感を楽しめる空間作りです。
  • 古民家風モダン:古民家の味は郷愁です。故郷に帰ったような落ち着く雰囲気を楽しむ空間作りです。

デザインテーマを決めるための要素とは

「私は北欧風がいいけれども夫はシャープなシティ派がいいという」
「北欧風もいいけど、アジアンテイストにも惹かれる」

など、自分自身の方針が決まらないだけでなく家族の意見が食い違うこともありますよね。

そんな時にデザインテーマを決める要素がわかっていればある程度は固まってきます。

「そのデザインで不便なことはないか」「そのデザインでやりたいことが叶えられるか」「色の選択」「そもそもライフスタイルに合ってるのか」など。

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

暮らしで不便を感じるデザインとは

家族が暮らしていくときに不便な要素は取り除いていきたいものです。

例えば老眼が進んで見えづらいのに間接照明や落ち着いた証明では新聞の字が見えづらいという場合に落ち着いたオレンジ色の照明を使ったインテリアは合いにくいですね。

その場合に工夫が必要です。

小さな子どもがいて壁を傷つけたくないのに、汚れやすい布クロスにするのも「ちょっと待った!」です。

足腰が弱くなってきているのに和室で布団生活も負担が大きいものです。

そのように現在暮らしで不便を感じていることをヒントに、「汚れに強い」「あかるい」など最低クリアすべき項目をあげていきましょう。

やりたいことを叶えるデザインとは

「家で魚を焼きたい」が叶えられない家もあります。

匂いがこもってしまったり、リビングとキッチンが一体化しているというような場合は「外で焼いてね」という羽目になったります。

子どもの絵心を育てたいので壁一面は落書きしてイイという場所を作りたいのに、全面板張りでは難しいものです。

可能な限りやりたいことがやれる家をつくるためのリストアップも大切です。

部屋のイメージカラーについてワンポイント

部屋の壁紙や床・天井の色合いは、心理的に大きな役割を持ちます。

単に「好きだから」という事ではなく、その部屋でリラックスできるかどうかについて知る必要があります。色の心理的効果はとても高いのです。

リビングの場合は家族が集まる場所ですから、自然色や淡い背景色が無難です。

目に見える視覚から取り入れた色の補色を身体でつくる機能が人には備わっています。

その色を凝視してから目をつむった時に現れる色が補色です。

補色がリラックス効果を持たらします。

人間も自然の一つですから、自然色の中にいるとリラックスできるのです。

家族のライフスタイルに合っているか

寝転んでテレビを見たい。

ご飯は椅子で食べたい。

家族でキッチンに立ちたい。

友達を大勢家に呼びたい、

など家族のライフスタイルにより選択できるデザインテーマはある程度絞れます。

これは「やりたいことができるデザインか」にも通じますが、友達を大勢家に呼びたいのにスペースが限られている場合は椅子を置かず、床に座るデザインにしたいです。

子どもの食事マナーを躾けたいという場合はダイニングテーブルが欲しいところです。

躾優先か、楽しいパーティ優先にするかという選択でデザインテーマも絞れます。

まとめ

  • 居間の暮らしで不便に感じているところはどこか
  • リフォーム後やりたいことは何か
  • 心理的に感じる色づかい
  • 家族のライフスタイルに合っているか

そのような質問を家族に投げかけたら大体テーマは絞れてきます。

しかし、どうしても諦めきれないテーマがあるという場合は、トイレや洗面所などの狭い空やプライベートルームで採用することもできます。

ただ、基本的にはお客様がやってくるパブリックスペースは統一テーマでリフォームするほうがスッキリとまとまります。

リフォームデザインはリフォームする工事要素のなかで最も楽しめるものの一つです。

家族をまとめ上げるにもいい機会ですので真剣に取り組んでみてください。

ある程度テーマが絞れたら、具体的なサンプル画像やショールームへ行って選択を精査する段階へコマを進めましょう